solindesignstudio 東上線・ふじみ野 のグラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーの仕事と音楽のことなど

個性を視覚化する、というか

仕事でしていることは、

依頼主の方の個性を視覚化する、みたいなことだと思うんです。

どういうことかというと、

「この方が属している業界で、この方ならではのユニークさは何か」

を考える。

ユニークさ、独自さ、他と違う何か。

 

依頼主の業界について調たり、他の業者さんのHPを見たり、

ショップならそこに行くとか、製品なら使ってみるとか、

食べるとか、飲むとか、、

その中で依頼主の方の他にはない独特さ、

のようなものが自分なりになんとなくつかめてきたりする。

 

そこを柱にして、視覚化していくことが

この仕事の面白さなのではないかと思っているのです。

 

新しさを取り入れる

ちょっとずつ記事がたまっていくにつれて、

だんだん書くことへのハードルが下がって行くみたいでうれしいです。

で、

 

デザインの仕事の中で自分的に重要かな、と思っていることは

その時々での「新しさ」に敏感になるということです。

新しさってよく変わります。

新しさを激しく追い求めすぎると疲れ果てて、もうどうでもいいや〜

となるのでほどほどにした方がいいですけど、

「今」のものに背を向けて

「ゴーイングマイウェイ!」て開き直り、山に籠ったみたいになると、

デザインに新鮮さがなくなって、

「いいね!」と言ってもらえなくなる。

なので、たまには勉強のために本屋に行って片っ端から

時代の先端を行ってそうなオシャレ雑誌を見たり、

街に出掛けていって良い感じのカフェやお店なんかに入ってみたり、

美術館も、作品はもとより来場者のひとたちが結構、美術周りに関係のあるかんじで、

そのピリッとした出で立ちを観察したりして、

刺激になったり、使えそうなものを発見したりする。

遊んでるだけにしか見えないですか(笑)

むしろパソコンや家から離れたほうが、頭の風通しもよくなると思うのです。

(わかってはいるけどなかなか動けないんですけどね)

 

 

 

 

 

トンネルを抜けると空が青かった

埼玉に住んでもう10年近くになります。

それまでは、美大を卒業して2年間東京で働いていた以外はずっと金沢市に住んでました。

夫の転勤で埼玉に引越すことになり、引越当日は荷物を送り出し、自分たちは車で

北陸道から関越トンネルを抜けたら、空が雲一つなくて北陸ではまず見られないような濃い青色だったことをおぼえています。

こっちに着いたら、3月なのにもう真っ黄色の菜の花が咲いて暖かいのが嬉しく。

 

そしてスノータイヤを売り、加湿器を買いました。

 

風が強い日には南向きの部屋に砂埃が入って来て、スリッパで踏むとざらざらして

不快に思っているうちに気管をやられてしまい、加湿器を点けてはぁ〜と一息つきました。

あっちは湿度が高いので除湿器は売っているけど、加湿器は見たこともなかったのです。

また、曇りの日には無意識に長い傘を持って出掛け、(あちらは弁当忘れても傘忘れるな、というくらい雨の日が多い)電車の中で周りを見るとそんな物もっているのは私だけ、ということに気がついたりする最初の頃でした。

 

 

 

 

印刷には指定がたくさん必要ですよ

「チラシを作ってほしいけど、何をどう頼んでいいか分からない」

と言われることがあります。

初めて頼む時はどうしていいのか、わからなくて困りますよね。

そちらはデザインだけで、印刷はこちらで頼むのですか?

というお問い合わせもいただいたことがあります。

それって、大変そうです。もちろんこちらで納品まで手配します。

印刷する時にも指定することっていっぱいあります。

 

例えば色はカラーにするかモノクロにするか、紙の種類、厚さ、部数、折り畳んだものにするときはその指定も必要だし、印刷にかける日数も、納品する場所も、、

そしてそれぞれの選択で値段もかなり変わってきます。

 

紙の厚さについて考えたことがある人は、あまりいらっしゃらないと思うのですが、

チラシの紙の厚さと名刺の紙の厚さでは全然違うように、それぞれの印刷物に丁度良い紙の厚さというものがあります。紙見本を指で触って厚さを確かめたりすることもあります。

 

紙の種類はすごく沢山あって、同じ白い紙でも光沢、反光沢、マットとか、ちょっとお値段は張るけど味わいがあって、刷ると高級感がでるものなど本当に色々あります。

 

あとは、最近は私はやっていないけど、試し刷りの色の具合を見るとか。

 

そうやって印刷だけでも色々と細かいことを指定していって、はじめて費用対効果のある印刷物をご依頼された方に提供できるのです。

 

 

 

 

 

 

キャリアだけは長い

今年の11月で55歳になりました。

もうアラフィフも越えています。美大を出てからずっとデザイン業ですので、もうかれこれ30年以上、ですね。キャリアだけは長〜〜いのです。

最初に就職した東京のデザイン事務所での第1日、

「これFAX送っといて!」て東京の言葉で言われて、

送り方を教えてもらいながらも、なんとか送信したものの、

FAXの下から送った紙が出て来て、

「あ、戻ってきました!」とか言って失笑されてました。

自分が天然なのは今も変わらずですが。

メールだのスカイプだのデータ入稿だの、あの頃と比べて世の中すごく進化しましたが、未だに物体が電線使って(この表現ひどい)空間移動するまではいってませんね。

物体が空間移動っていうと、私のトシだとアメリカのSF映画「FLY」を思い出します。

思ったよりずっとグロテスク過ぎて半分以上横向いてました。

でも音響効果で何が起こってるか、わかるし。

本来なら、ここで「FLY」のDVDにリンクを貼って、アフィリエイトも兼ねるところなんでしょうが、

正直ブログだけでいっぱいいっぱいです。

ブログ始めました!

 このほどブログを始めました。

solindesignstudioです。長くてなんだかよくわかりませんね。

区切ると、solin design studio です。

今年、事業者名(屋号みたいなもの)変えました。

HPもそれにあわせて作りました。

 

「デザインて、何のデザインなんだ?」って聞かれますが、

グラフィックデザインです。名刺、ダイレクトメール、チラシ、パンフレット、ポスターみたいな印刷物一般ですね。最近はwebデザインとか。

これからよろしくおねがいします。